債務整理 タイミング

債務整理をするタイミングは?

借金ができてしまった時、大抵の人はどうしても借金をしていることを人に知られたくないので、何とか隠して自分一人で乗り切ろうとしてしまいがちです。まだ返せる額であれば何とかなるかもしれませんが、借金を返済するために借金をしなければならない状況に陥ってしまったら、「一人で何とかする」という考えを改めた方が良いでしょう。

 

真面目な人ほど「もう少し頑張ってみよう」と思ってしまうのですが、利息が利息を生むような状態になると、どんなに頑張っても借金は減りません。そう考えたら、少しでも早く債務整理をした方が良いでしょう。

 

債務整理と言うと自己破産をイメージする人も多いと思いますが、債務整理には任意整理や特定調停、個人再生といった他の方法もあります。借金の金額が少ないほど、メリットの大きい債務整理を行うことができます。借金の金額が大きくならないうちの方が有利に進められますし、債権者に対しても迷惑をかけることはありません。

 

債務整理は借金問題に困っている人を救済する手続きです。何とかやりくりすればこのままでも返済できる、という判断は紙一重ですが、この判断を誤ると取り返しのつかないことになってしまいます。

 

本来であれば債務整理をすべき状態にあるのに、いつまでも無理な返済をし続けてしまうというケースも少なくありません。では、どのタイミングで債務整理を行えばいいのでしょうか?

 

仕事を続けられなくなってしまった時

たとえば失業や転職、病気やけがなどで仕事を続けることができなくなってしまうと、1〜3ヶ月は何とかなったとしても、その間に仕事に復帰できなければ借金を継続して返済することはできません。そのため、仕事を続けられなくなった時は、債務整理のタイミングの一つの基準となります。

 

もちろん、実際に仕事を続けられなくなってしまった時ではなく、続けていける見込みがないと判断した時に債務整理と言う選択をするのも良いでしょう。

 

月収の3分の1以上の返済がある時

一般的に、手取り月収の3割以上を月々の返済に取られるようになると生活が逼迫してくると言われています。そのタイミングで債務整理を検討する人も多いでしょう。

 

現在、日本では「総量規制」という制度が設けられています。総量規制とは、年収の3分の1までしか借り入れができないという制度です。これ以上の借入があると、経済的に破綻する可能性が高くなるので、このような一定の基準が設定されました。

 

返済が難しくなった場合、金融会社に相談すれば返済期間を延ばす代わりに、月々の返済金額を小さくしてくれることがあります。これによって返済を続けられることもありますが、それができない場合は債務整理を行うことが必要になってきます。

 

利息を返すので精いっぱいで、元本が一向に減らない

借入金額が大きかったり、契約している金額が高い場合は、返済を続けても一向に元本が減らないということもあります。月々返済できる金額よりも月々発生する利息の方が大きくなってしまうと、返済を続けても元本は減らず、いつまで経っても借金はなくなりません。

 

このようになった場合はもはや返済をしていくことは不可能なので、できるだけ早めに債務整理を行いましょう。

 

借入先が3社以上ある

複数の借入先から借り入れをしている人を「多重債務者」と言います。借入先が3社以上になると、それぞれから借りている金額は小さくても、合計するとかなりの額になってしまう可能性があります。そうなると返済できなくなってしまい、最終的には債務整理をしなければならなくなることもあります。

 

借入先が多いと、債務整理をするための費用が高くなる場合もあるので注意が必要です。

 

婚約を結婚を検討している

経済的な事情だけでなく、人生の転機がきっかけになって債務整理の検討を始める人もいます。借金と言うのは、一般的に見ればマイナス要素であって、プラス要素として見られることはありません。そのため、婚約前には借金を完済したい、完済に向けて歩みだしたいと言う人が多いのです。

 

明るい未来を築くには借金は弊害でしかありません。こうしたポジティブな理由をきっかけに、債務整理を検討するというのもいいでしょう。